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2020年10月15日ニュース

「アドバイザーのつぶやき」第13回を投稿しました。

★アドバイザーのつぶやき 第13回 20/10/15★

今回が財務・経理のつぶやきの最終回です。

前回、社長が会長の株を引継がなかったというお話をしました。社長は自分が引取らなかった事で、前回お話した3つの方法によっても残った少しの会長株をどこかへはめ込む責任を感じていました。社長は販売先であるH社へ会長株の買取りを依頼することにしました。このことはCFOには伝えられませんでした。

会社Mの主要な販売先は3社あり、各社とバランスをとったお付合いが出来ていたのですが、社長が個人的に一番親しかったH社へ打診したことにより、H社はM社の乗っ取り(完全子会社化)を密かに目論むことになります。役員会にも諮らず、子飼いの部長を交渉役に立てて会長保有株の買取交渉は進みますが、ある日突然、H社による100%完全子会社化の話がでました。勿論、社長は慌てましたが後の祭りです(交渉役の部長は子会社化後の社長になります)。

命取りとなったのは銀行です。会長保有株の一部をCFOの働きかけにより、銀行2行は買取っていましたが、それをスクイーズアウトによる完全子会社化の為に、半年を経ずして簿価でH社へ強制的に売却しなければならなくなりました。これは銀行が嫌う信義則違反にあたります。このことや、じわじわと行われたH社の発注調整により、子会社とならなければ資金繰りが危うい状況になり追い詰められていきます。

社長の独断専行ではなく、役員会の意見を聞きCFOとコミュニケーションを取っていれば、独立した企業として永続できたはずです。(by smile)

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