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2020年10月19日ニュース

「アドバイザーのつぶやき」第14回を投稿しました。

★アドバイザーのつぶやき 第14回 20/10/20★

前回が最終回と申し上げましたが、おまけとして後日談をお話したいと思います。
会社Mの社長はH社によるスクイーズアウトの後、社長の地位を追われました。しかし、役員退職金は満額支払われ、保有していた株をH社へ売ったのと合わせて数億円の現金を得ました。結果的にM&Aによる事業承継で経営者が保有株を現金化できたということになります。しかし幸せになったのは社長だけで、残された従業員が苦労したことは言うまでもありません。また、H社が付けたM社の買取価格は時価純資産を下回る「激安」価格でした。本来、この種のM&Aで恩恵に預かれるはずの従業員持株会やその他の株主は、最低の利益しか得られませんでした。H社はその期の決算で多額の「負ののれん」を計上しています。

スマートなやり方で自分の利益の一部を犠牲にしても会社の永続を願って引退した会長は、この結末をとても残念がって、後継者選びを間違えたことを後悔しています。

しかしながら、ファミリービジネスのスリーサークルフレームワークの真ん中の共通部分にいた会長が、バランスをとりながらガバナンスを働かせるようなアーキテクチャーを作っていたのか。親会社Bを作ることによってこれが崩れたのではないか。スチュワードシップを理解しない後継者を選んだ失敗は、この結末の原因の一つにしかすぎないのかもしれません。(by smile)

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